モニター種類

パソコン周辺機器

モニターとはパソコンを使うときに必要不可欠な周辺機器の一つです。ディスプレイとも呼ばれます。

コンピューターの画面を映すための出力デバイスです。

目的によって必要なスペックや機能が異なり様々な製品が販売されています。

デスクトップPCには必需品でこれが無いと画像を表示ができません。ノートPCを利用している方でもモニターに出力する事で作業効率を大幅に向上できるでしょう。

マウスについては下記の記事で紹介してます。ぜひご覧になって下さい。 ↓

キーボードについては下記の記事で紹介してます。ぜひご覧になって下さい。 ↓

モニターの種類

形状の種類

PCモニターには「スクエア」「ワイド」の2つの形があります。

ワイドタイプのモニターが最近は主流となっています。ちなみにワイドタイプをさらに横へ広げた「ウルトラワイドモニター」という製品も徐々に出てきているので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

種類

スクエア・・・横と縦の比率が4:3

ワイド・・・横と縦の比率が16:9

パネルの種類

パネルの種類には「IPSパネル」「VAパネル」「TNパネル」があります。

種類

IPSパネル

「In Plane Switching」の略です。上下左右に幅広い広視野角を持つのが特徴で、どの角度から見ても安定した色彩表示が可能となっています。一方でパックライトの透過率が高く純粋な黒を表現するのは苦手としておりコントラスト比が高めにくい面もあります。

VAパネル

「Vertical Alignment」の略です。歴史が古い方式で、バックライトの透過率が低く、純粋な黒の表現が得意なので高いコントラスト比が実現できます。一方でIPSに比べると視野角には弱い面があるので斜めから見たりするときには使いにくいという特徴もあります。

TNパネル

「Twisted Nematic」の略です。別名ねじれネマティック液晶と呼ばれており消費電力やコスパに優れており安価なのが特徴です。応答速度が高いこともありゲーマーには人気のパネルです。一方で視野角が狭いので斜めから見るときには不向きです。その特徴を利用してのぞき見防止対策としてノートPC尚で採用されていることもあります。

光沢の種類

光沢の種類には「グレア(光沢)」「ノングレア(非光沢)」があります。

種類

グレア(光沢

光沢がある分映像が綺麗に見えるというメリットがあります。一方でその分映り込みが多いのが特徴です。

ノングレア(非光沢)

光沢が無いので映り込みは少ないのが特徴です。グレアに比べると目に優しいというメリットはありますが、一方で発色が少ないのでグレアのような鮮やかさはないのが特徴です。

解像度の種類

解像度とは画像の精細さを表す尺度で、「ピクセル」で表しており数が大きいほど精細になります。

最近では4Kに対応したPCモニターも人気が出ています。

下記に一例ですが解像度の一覧をまとめています。

解像度の種類(一例)
通称 横×縦 比率 画素数
フルHD 1920×1080 16:9 2,073,600
4xフルHD 3840×2160 16:9 8,294,400
ハイビジョン 1440×1080 4:3 1,555,200
QUXGA 3200×2400 4:3 7,680,000
2K 2048×1080 256:135(約17:9) 2,211,840
4K 4096×2160 256:135(約17:9) 8,847,360
8K 8192×4320 256:135(約17:9) 35,389,440

端子の種類

パソコンとモニターを接続する端子の種類には「VGA(D-sub 15ピン)」「DVI(DVI-D・DVI-I)」「HDMI」「Display Port」などが主流です。

VGA(D-sub 15ピン)

VGAはアナログ式の映像出力端子です。

デジタル出力よりも画質が悪くなり、最大出力解像度は2048×1280までです。

フルHD(1920×1080)を超える2560×1600モニタへの接続には対応できません。

DVI(DVI-D・DVI-I)

DVIはデジタル式の映像出力端子です。

デジタルなのでアナログと違い画質に劣化はありません。

DVI端子にはデジタル専用端子の「DVI-D」とデジタル、アナログ兼用の「DVI-I」の2タイプあります。

さらに「シングルリンク」「デュアルリンク」のタイプがあり、シングルリンクでは、解像度がWUXGA/1920×1200までの出力で、それを超える場合にはPC側にデュアルリンク対応が必須となるので注意が必要です。

HDMI

HDMIはDVIをベースに設計されたデジタル出力規格です。

1本のケーブルで映像、音声などを転送が可能で、小型化したMini HDMIもあります。

現在ではテレビやモニターはこちらの端子が主流になってきています。

Display Port

Display PortはDVI端子の後継としてVESAという業界団体が定めている端子です。

HDMIと同様に1本のケーブルで映像、音声、制御信号(HDCP)を転送が可能で、小型化したMini Display Portもあります。

最大の解像度はHDMIより勝るといわれており、DisplayPort 1.4という規格では8Kの映像データにも対応しています。

主なメーカー

キーボードを製造しているメーカーはたくさんありますが、代表的なメーカーとしては下記があげられます。

メーカー

IODATA(アイ・オー・データ)

エイサー(Acer)

EIZO(ナナオ)

LGエレクトロニクス(LG Electronics)

iiyama(イーヤマ)

BenQ(ベンキュー)

IODATA(アイ・オー・データ)

IODATA(アイ・オー・データ)はパソコン周辺機器の開発・製造を行っている国内メーカーです。

テレビ付きや、タッチ機能付きなどのラインナップが豊富にあります。

国内シェアも非常に高いので安心して利用ができるメーカーです。

公式サイト

BenQ(ベンキュー)

台湾を拠点とする電気製品メーカーです。

eスポーツの世界大会でも使われており、プロゲーマーからも人気が高いブランドです。

応答速度とリフレッシュレート値が高いだけではなく、視認性を高める Black eQualizer機能 を搭載している「FPSに最適なゲーミングモニター」です。

公式サイト

Acer(エイサー)

エイサー(Acer)は台湾の大手PCメーカーです。

144Hz対応ゲーミングモニターなど、バックライトが搭載されているため暗い中でも使いやすいと人気です。

コスパも良いのでそこも人気の理由の一つになっています。

公式サイト

EIZO(エイゾー)

EIZOは日本を代表する液晶モニターブランドです。国内メーカーのEIZO株式会社(旧ナナオ)が開発、提供しています。

医療、航空管制で扱うモニターなども販売しており、階調表現力、色再現性、視野角に優れた製品を開発している国内メーカです。

フレームレスデザインを採用しているものが多く、画面が広いのが人気です。

公式サイト

LG Electronics(LGエレクトロニクス)

LGエレクトロニクスは韓国を代表する総合家電メーカーです。

世界初となる曲面型パネルや1.3mmの極細フレームなどで高い技術力で高性能なPCモニターを取り扱っています。

比較的、コスパも優れておりアフターサポートも優れているのも人気の1つです。

公式サイト

iiyama(イーヤマ)

iiyamaは株式会社マウスコンピューターの液晶ディスプレイのブランド名です。

コストパフォーマンス重視なら,IIYAMAのIPSモデルはオススメです。

公式サイト

マウスについては下記の記事で紹介してます。ぜひご覧になって下さい。 ↓

キーボードについては下記の記事で紹介してます。ぜひご覧になって下さい。 ↓

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